見過ごされがちな視機能異常
子供は自分では上手く自分の状態を説明できません。 そのため、日頃からお子様の行動をよく観察し、仕草や動作に現れるSOSに大人が気づいてあげる事が重要です。 日本ではあまり知られていないために見過ごされがちな視機能異常(視力ではない)もその一つです。
下記の症状は視機能異常によって起こっている可能性もありますので、 お子様に症状が見られる場合は両眼視機能に異常がないか検査を受けることをおすすめいたします。 ※お子様の場合注意力が散漫になり検査結果に支障が出る場合がございますので、ご予約の上ご本人と保護者1名でのご来店をお願いいたします。
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両眼視機能異常と学力、問題行動との因果関係
両眼視機能は視力ではありません。
両眼視機能は視力(はっきり見えているかどうか)ではなく、左右の眼で見たものを脳の視覚分野でどう処理をしているかが問われます。 つまり、両眼視機能は視力はもちろんの事、その見え方の「質」を問うのです。通常は左右の眼から得た2つの情報(映像)は、視覚分野で問題なく1つの情報(映像)として認識されます。 しかし、両眼視機能異常では、情報(映像)をうまく1つに処理できず、2つ情報が頭の中にバラバラに存在してしまうため、情報過多となります。 常に情報過多の状態のため集中力の低下やそれに伴う学力の低下、運動能力の低下や問題行動などを引き起こす原因となります。
先ず、両眼視機能(視機能)≠ 視力という事を理解する必要があります。 視力は1.2や1.0といわれるもので、物がはっきり見えているかどうかの指標です。 視力は片眼ずつ測定され、左右の眼がそれぞれはっきり見えているかどうかが重要であり、その「質」は問われません。 これに対して、両眼視機能は視力(=はっきり見えているかどうか)ではなく、左右の眼で見たものを脳の視覚分野でどう処理をしているか問われます。 つまり、両眼視機能は視力はもちろんのこと、その見え方の「質」を問うのです。 体や脳に異常が無いため学習障害(LD)、発達障害、ADHD(注意欠如多動症)と診断される事例も報告されています。 もちろん、必ずしもすべての問題が両眼視機能の異常に起因するわけではありません。 しかし両眼視機能の異常が原因の可能性を否定することができない以上、検査をすることが重要です。 ※ 両眼視機能の異常は病気ではありませんが、見過ごされると自信喪失をはじめお子様の成長に影響を及ぼすことが考えられますので、出来るだけ早期に発見し対応する必要があります。
※両眼視機能の検査は非常に高度な検査になりますので、正確に行うことが必要となります。 日本では正確な検査を学ぶことができないので、ドイツの国家資格を有する専門家による検査をおすすめいたします。
当院での両眼視機能の検査をご希望の場合、 よくあるご質問 をご確認いただきお申し込み下さい。
お電話は検眼時の妨げになりますので、極力お控えいただきますと幸いです。
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